仕事にはなぜ単純な状況など無く、複雑な事情が絡み合うのでしょうか。皆さんも感じる事があると思いますが、何年やっても何回やっても遭遇した事の無い状況に出くわし、頭を悩ませる事が有ります。
それは何故なんだろう、と考えてみると一つの答えにたどり着きました。”人の数ほど考えが違う””関わる人の組み合わせで仕事への考え方、合意形成”は千差万別になると言う普遍的な事実でした。”なんでこんな単純な事が、複雑になってしまうんだろう”と悩む事が私の周りでも起きますが、それは全て、2人以上の人で仕事は成り立っているからだと思います。
今日の表現
Things have been complicated. 状況が複雑になってきたな。
難しい仕事、緊急で行う仕事、初めての仕事を行う時、想定外の状況になる事があります。その時に、チームリーダーが少し神妙な顔つきで言うと、ちょっとかっこよく聞こえる一言です。イメージとしてはシカゴの高層ビルのオフィスの個室の役員室でジョージクルーニーが深夜にビッグプロジェクトを指揮しながら、ネクタイを外しながら少し苦笑しながらも、これからこの逆境をどう乗り越えようかと考えている時に夜景を見下ろしながら言うと最高にカッコいいセリフです。
皆さんも、グローバルプロジェクトで難しい状況に陥った時こそ、難題を解決するヒーローになったつもりで、ほんの少しだけ、ひとつまみだけ、楽しんでいる雰囲気をスパイスとしてこの一言を言ってみてください。リーダーの度量に部下が気づき、安心し、やる気に火が灯る事でしょう。※落ち着かない雰囲気で言うと、真逆の効果があるので用法にはご注意ください。