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1分レッスン|ググるを英語で伝える

仕事をしているとインターネットで何でも調べられる時代になったと感じます。本当にそう感じます。どれだけ感じるかと、この前取引先のとある事業の年間売上をフェルミ推定したのですが、その際にほとんどの情報がインターネットに公開され、入手する事ができました。親会社の有価証券報告書、子会社の決算公告、各種プレスリリース、新卒採用サイト、業界ニュースサイト、業界団体発行レポート、を掛け合わせて試算したところ、意思決定を行うには十分すぎる精度の事業理解を得る事が出来ました。

そのサマリーを取引先に提示するととても驚いていました。自分の会社の経営に関わる重要情報を、社員である自分たちよりも会社の詳しい情報を外部の取引業者が整理して解説する状況を率直に不思議に感じていた様です。

しかし私はそれぞれの情報の参照元を明確に提示し、安心してもらうのと同時に、これだけ情報が溢れている時代であれば、意思決定に必要な情報が世の中には溢れていると言う事を伝え、社員は部門内にある情報、業者は取引先が提示するオリエン情報という狭い範囲の情報だけに縛られる必要は無いと暗に伝え、納得していただいた事があります。

今日の表現

Google it. 自分でネットで調べなさい。

日本語のググると同じ感覚で使われています。検索=グーグルというイメージが強いほど検索エンジン市場を寡占化している同社だからこそ、こうした用法が通用するのです。グーグルという会社の凄さが感じられますね。

かつて私はあまりよく考えずに質問していたものですから、上司から”自分で調べろ!”と良く言われていました。今の時代は自分で調べようと思えば簡単に情報に接する事が出来ます。であればその努力をしなさい、というメッセージだったのです。私も今では後輩にすっかり同じ事を伝えています。