在宅勤務が日本でも一般的になってきましたが、外国人の上司を持った時に在宅勤務についてしっかりと用法を覚えていたいものですね。
さて在宅勤務はアメリカで生まれた勤務形態ですが、何と遡る事1970年代にすでにこうした勤務形態が始まったのです。当時、アメリカ空軍とNASAの通信システムを開発するプロジェクトに従事するJack Nillesというエンジニアが、通信システムを活用した勤務環境が整えば、通勤という行動を省略する事ができ、ワークライフバランスの向上が可能になると気づき、そうした環境の実現をしつつ、”Telework”という言葉を発明しました。Teleとは”遠くの”を意味しworkは”働く”を意味するので、遠くから働く、という新しい働き方を世の中に提示しました。
それからアメリカでは働き方の多様化が進み、現在ではいくつかのは派生語が生まれたのです。昔は会社にいる事が働く事だ、もっと言うと会社に遅くまでいる事が働いている証だ、と言うような価値観を持つマネジメント層が日本には多かった様に感じますが、在宅勤務を推進してきた海外の企業では、仕事が出来て、生産的な状態作り出せるのであれば、どこにいても良い、と言う価値観を古くから持ってきた様に感じます。ここにきて国内外の企業の価値観の差が縮まってきたと思います。以下の様な言葉を正確に身につけて、自分らしい働き方を見つけていきましょう。
今日の表現
telework オフィス勤務メイン※週4 在宅勤務サブ※週1
remotework オフィス勤務サブ※週1 在宅勤務メイン※週4
mobilework 家、カフェ、どこでも勤務するニュアンス
work from home 在宅勤務に最も近いニュアンス
I will work from home tommorow. 明日は家で働きます。