この記事の内容
今日の表現
Many people from many countries say their country’s most popular cliches.
いろんな国の人から外国人から自分の国について最も言われる決まり文句を教えてくれました。
※clicheとは決まり文句という意味です。
Everyone thinks that…
よく言われるのは、、、
Everybody is blonde, everybody looks the same.
みんなブロンド、みんな同じに見える。
Do you eat turkey in Turkey?
トルコではターキーを食べるの?
世界の国々のイメージ
韓国
スウェーデン
背が高い、ブロンド、ウォッカが好き
ノルウェー
ブロンド
ウクライナ
ウォッカが好き
ポーランド
ウォッカが好き
※近い地区の国は似た様なイメージを持たれていることが分かります。自分たち同士はそれぞれ違う国だと思っていても、ブランド力の低い国は単体で強いイメージを形成できないということが浮き彫りになっていて面白いと思いました。
韓国
いつもセルフィーを撮っている
※完全にサムスンに引っ張られていますね。面白いのが、80〜90年代の外国人にとっての日本人のイメージがカメラを持って旅行する人というものだったという事です。つまりその当時の外国から見た日本のイメージが製造業にあったという事です。その後写真を撮るという行為に使われる道具が一眼レフからコンパクトデジカメ、そしてスマートフォンに移り変わりましたが、その過程で製造業の力が日本から韓国に移りました。電子機器のサムスン、自動車の現代などです。そうしたグローバル経済の移り変わりが世界の人々の頭の中で直感的に上記の言葉になって現れたのだと思います。
マレーシア
国だと思っていない、島だと思っている。
オーストラリア
カンガルーに乗っている
オランダ
マリファナを吸っている
イスラエル
無愛想だと思っている
スペイン
怠惰でいつも昼寝をしている
スイス
チーズとチョコ
ガーナ
ココアと金
イギリス
紅茶
中国
米
スコットランド
キルトを履いている、短気、ハギスを食べる
ジョージア
いつも黒を着て、いつもタバコを吸っている
※意味が分かりませんでした。私にとってはジョージアという国のイメージは一つもありません。そこで軽く調べてみると。服装の色についてですが、チョハという民族衣装があって、その色に黒が含まれていました。そこから黒い服を着ているイメージが定着したのだと思います。私は一切知りませんでした。
https://matome.naver.jp/odai/2136927758305515501
そしてタバコですが、あるランキングによると男性の喫煙率が世界4位で55%との事です。2人に1人以上の男性がタバコを吸っているのだからかなり高い喫煙率です。ある旅行記ではバスの運転手がタバコをふかしていたそうです。すごい国です。しかし私はジョージアに行った事が無いのでそんなイメージを一切持つ事はありませんでした。ちなみに日本は34%です。一方でめちゃくちゃ気になったのが、女性の喫煙率です。3%です。低すぎます。男性に比べて極端に低いです。日本は11%です。日本が3倍以上の数値です。男性がこれだけ吸うのに女性が全く吸わないんですね。この様に統計に極端に男女の差が現れる国はかつての日本の様に男女の役割や責任がしっかりと分けられているのではないか、もしかしたら男尊女卑の考え方が根底にあるのではないかと感じます。
http://top10.sakura.ne.jp/Georgia-p5.html
ニュージーランド
羊を飼っている
エジプト
ラクダに乗っている
フランス
臭い
カザフスタン
知らない、言語は中国語?日本語?
※愛の反対は憎悪では無い、無関心だ、という言葉があります。知らないと言われるのは辛いです。とにかくその人達の世界地図にカザフスタンが無い、と言っている様なものです。世界に存在しない国から来たと感じる事はとても辛すぎます。ところで私が会ったカザフスタン人はなぜか村上春樹の小説にとても詳しかったです。なぜかは分かりませんが、とても村上春樹の小説が好きだ、と言っていました。
リトアニア
ロシアの一部
ラトビア
ソビエトの一部
エストニア
国だと思われていない
じゃあ、日本のイメージは?
寿司
※やっぱりか、という感覚です。しかしこれはすごい事だと思います。なぜなら自国にない生魚を食べる文化を世界の人が認知しているからです。というのも日本以外の国で生の魚を生で食する事ができるレベルで衛生管理できるバリューチェーンを構築できている国はほとんどありません。だからこそその文化を驚きとともに認知し、その国を代表するイメージとして純粋想起するのだと思います。